「 また、うちの子が骨折した。」
よく考えると、他の子よりも回数が多いような気がする。
問題は、他の子と比べてというところではなく、
文部科学省の「体力・運動能力調査」で、小学生から高校生までの体力が、
年々低下し、骨折も増えていると言うことです。
他の子が骨折していないとは、たまたまなのかもしれません。
これには、“運動不足”や“睡眠不足”や“偏った食事”が原因だと言えます。
そもそも、最近では暇さえあれば、外で走り回っている小学生を見ますか?
遊び場がないと言う現実もあります。
それならば、昔のように学校が校庭を開放するべきです。
防犯上の問題がある限り、運動=習い事で対処するしかないのかもしれません。
そうなると、お金がかかることになりますから、親としても優先順位が出て来てしまいます。
今では日本独特の受験が定着してきた中で、いかに早くから英語を学ばせるかに
焦点が当たって来ています。
子供にだって、ストレスがあります。
そうなれば、睡眠不足にも陥ります。
もし、共働きのご家庭ならば、8時に就寝させるなんて困難な現実もあるでしょう。
それに、1日ヘトヘトになってしまっているお母様が、じゃ食事面で
どこまでバランスのとれた栄養を子供に摂らせてあげられるか?
どうでしょう?
もしかすると、骨折が多いと言うのは、社会問題なのかもしれません。
そうすると、背が伸びない、背が高くてももやしのようにひ弱な子も
間接的には、大きくかかわっている事なのかもしれませんね。
まず言えるこことは、骨折の原因が運動能力の低下であると
単純に考えないことです。
勉強やゲームばかりをせずに運動をすることは、非常に大切なことです。
しかし、よく骨折をすると言うことは、根本的に骨が折れやすい、
すなわち骨密度が低下していると考えられます。
ということは、栄養が摂れていない、行き届いていないと考えられるのです。
対策としては、まずは栄養を摂ることが大事で、更に突き詰めていくと
栄養の吸収を良くすると言うことが、最も大事であるということになりますね。