子供の食べ物への好き嫌いを注意しても、親でも克服させるのは
難しいですよね。
そもそも親自身が偏食なことが多いからです。
説得力がないですからね。
この偏食が子供の身長を伸ばす上で、大きな問題になることは、
中学校に入るぐらいまでは気が付かないものです。
それは、ちょうど子供の成長期の悩みとなっておとずれます。
実は経験上、偏食にはならなかった要因として、
赤ちゃんころの食事にあると思っています。
「素材を生かした食事に拘る!!」
ここに拘って育てられた子供は、好き嫌いが極力少ないのではないかと思っています。
大人の味覚で、味付けが薄すぎると、ついつい調味料を足してしまいます。
他には、外食の誘惑もあります。
ファーストフード店にベビーカーで乗り込んでくるママは少なくはありません。
子供って、なかなか一度味付けの濃い食べ物を覚えてしまうと
ほぼ抜け出せなくなりますよね。
以後、味付けの薄いベビーフードなどは、「べ~」っと吐いてしまいます。
また小学生低学年ぐらいからでも、いつでもどこでもお金さえ握りしめてしまえば、
ファーストフードやコンビニで好きな時に好きなものを食べれてしまいます。
実は、ここに子供の成長期の身長を伸ばす上で、大きな落とし穴があると言えます。
「いやいや、あそこの子は、それでも背が高いわよ!」
そういうお母様もいるでしょう。
しかし、背が高ければいいわけではなく、丈夫な骨で健康でなければ
意味が無いと思いませんか?
最近の子は、もやしのような子が多いと言われています。
若年の骨粗しょう症も見られます。
中には、「うちの子って他の子に比べて骨折が多いんじゃない?」
と悩んでしまうお母様もいます。
以上のことからも偏食をすることで、背が伸びない、骨折が多い子に
なってしまうということは、全てにおいて“栄養”が行き届いていない
ということが問題なんです。
とても抽象的にしかとらえていないご家庭が多いので、これを機会に
子供の成長期における“栄養”に意識を向けられることをお勧めします。